アセスメントでお子さんの特徴を捉えることで「できた!」を増やすことができます。

こんにちはどれみのびじょんの石川です。

今回はどれみのびじょんで実施している2つのアセスメントである「見るチカラチェック」と「WAVES」のご紹介です。

それぞれのアセスメントを行うことでお子さんの特徴や個性を理解し、よりよい支援につなげる第一歩としていくことができます。

定期で通われているお子様は下のボタンより申し込みください。


単発レッスン実施のお子さんや検査のみご希望の方は料金形態が異なりますのでご注意ください。

検査詳細はこちらから(それぞれクリックで記事にジャンプします)

【①見るチカラチェックの詳細】

【②WAVESの詳細】

①見るチカラチェックとは?

1. なぜ「見る力」が大切なの?

「見る力」は、ただ目が見えるということだけではなく、目で見て正しく理解したり、視線を目的に合わせて動かしたりする力です。この力が弱いと、黒板を見てノートに書き写す、文字を読む、体を動かすといった日常のあらゆる場面で苦手さが表れます。

2. 見るチカラチェックでわかること

以下のような視覚機能や視覚に関連する体の使い方を、遊びや運動を交えながら確認していきます:

・両目のチームワーク(斜視や斜位がないか)
・目の動きやピント合わせの力(追視・跳躍性眼球運動・輻輳)
・原始反射の残存による姿勢や運動面への影響
・見たものを体で真似する力、リズム感、空間認知
・数字や形、回転した文字の理解と再現の力

3. チェックの流れ

● 所要時間:約30~45分程度
● チェック内容:動きやすい服装で、簡単な動作やプリント課題を行います
● 対象年齢:主に小学生(中学生もご相談可能)
● 結果フィードバック:後日、お子さんの様子や得意・苦手を丁寧にご説明します

4. よくあるご質問

Q. うちの子も受けた方がいいですか?

A. 「読み書きが苦手」「すぐ疲れてしまう」「集中が続かない」など、気になる様子がある場合は一度チェックしてみることをおすすめします。

Q. 痛いことや難しいことはありますか?

A. 楽しみながらできる内容が中心です。怖がらずに取り組めるよう、優しく丁寧に進めます。

5.見るチカラチェックの実際のアセスメント内容のご案内

1. 両眼視機能の評価

両眼視」とは、左右の目で同時に1つのものを見る力のことを指します。
この機能がうまく働いていると、ものが立体的に見えたり、距離感を正しく
つかんだり、目の疲れを感じにくくなります。

2. 視覚機能・眼球運動のチェック

「視覚機能・眼球運動系」とは、目で見た情報を正しく捉えて、必要な方向に目をスムーズに動かす力のことを指します。

3. 原始反射の残存チェック

原始反射とは、赤ちゃんのころに誰もが持っている自動的な体の反応のことです。たとえば、大きな音にビクッと手足を広げる「モロー反射」などがそれに当たります。一部の原始反射が残ったままだと、成長してからも体の使い方や集中力、姿勢、感覚などに影響が出ることがあります。

4. 体と視覚の協調(視覚ー運動連携・聴覚リズム)のチェック

「視覚機能・眼球運動系」とは、目で見た情報を正しく捉えて、必要な方向に目をスムーズに動かす力のことを指します。

5. 認知・プリント課題 「視覚機能・眼球運動系」とは

目で見た情報を正しく捉えて、必要な方向に目をスムーズに動かす力のことを指します

6. 私たちの想い

子どもたちが自分の得意や苦手に気づき、「できた!」と感じられることを大切にしています。見るチカラチェックは、単なる検査ではなく、お子さんの個性を理解し、よりよい支援につなげる第一歩となるツールです。

②WAVES(ウェーブス)とは?

子どもの「見る力」を育てる視覚機能アセスメント

WAVESは、学研が開発した視覚機能を評価する検査ツールです。小学生を対象に、「視力」ではなく「見る力」――目で見た情報を処理し、学習や生活に活かす力を測定します。

WAVESの目的と特徴

  • 対象: 基本的には小学1~6年生
  • 所要時間: 約50分(個別実施)
  • 検査内容: 10種の課題で構成される総合的な視覚スキル評価

「見る力」とは?

スキル名内容
視覚認知力形や位置を見分ける力
視線のコントロール視線を素早く正確に動かす力
視覚性記憶見たものを覚え再現する力
手と目の協調目で見た情報を使って手を動かす力

WAVESの検査内容

検査は全10課題で、お子さまに無理のない範囲で実施可能です。遊び感覚で取り組める内容となっており、初めてでも安心です。

主な課題とねらい

課題例測定する力内容
線なぞり手と目の協応お手本に沿って線をなぞる
数字みくらべ視線移動数字を見つけるスピードと正確さ
形さがし・あわせ空間認知指定の形を見つける・組み合わせる
形おぼえ視覚記憶図形を記憶して再現する
図形構成再現力バラバラのパーツから形を作る

WAVESでわかること

WAVESは、目で見た情報をどのように処理しているかを可視化します。得意・不得意な視覚スキルが数値とグラフで明確になり、支援の方向性が見えます。

評価される主なスキルと関連する困りごと

スキル困りごとの例
眼球運動行を飛ばして読む、目線がずれる
手と目の協応書くのが遅い、線からはみ出す
視覚記憶板書の写し間違い、記憶しづらい
空間認知文字が歪む、左右の混乱
形態認知似た文字の読み書き間違い、鏡文字

WAVESの活用方法

検査結果は、どれみのびじょんだけでなくご家庭・学校どちらでも活用できます。お子さまの「苦手」を把握することで、支援方法や接し方の工夫が可能になります。

家庭での活用例

  • 視線移動が苦手 → 指でなぞりながら読書
  • 手と目の協応が弱い → 折り紙や迷路遊び
  • 空間認知に課題 → パズルやブロック遊び
  • 結果に応じて、WAVES対応のトレーニング教材も使用可能

学校での活用例

  • 板書が遅い子 → プリント併用や時間配慮
  • 行を飛ばす子 → リーディングトラッカーの活用
  • 図形が苦手な子 → ゆっくり丁寧な指導で補う

WAVESで「できない」の理由が見えてくる

お子さんの「なんとなく苦手」が、視覚機能の発達に原因があることは少なくありません。WAVESはその見えにくい原因を明らかにし、「できる」を増やす第一歩になります。

  • 見る力を“見える化”する
  • 特性に合わせた関わりができる
  • 家庭と学校がつながり、支援が一貫する

どれみのびじょんでは子供達の個性や状態に合わせて適切なプログラムを立案します。

 どれみのびじょんではお子さんの状態に合わせて視覚機能の向上や感覚統合や原始反射統合や療育整体などを包括的にアプローチすることでより効果的な効果を得ることができます。

 子供達が楽しく、意欲的にレッスンをすることが脳の活性化につながります。
それがお子様の大きな成長につながっていきます。どれみのびじょんは楽しみながらレッスンを行えることを大切にしています。

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 現在どれみのびじょんでは体験レッスン受付中です。
 様々な活動や意味のある遊びを通じて子供たちの発達を促していくどれみのびじょんをぜひ体験してみてください!
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