【横浜市鶴見区】感覚統合が才能を開花、つまづきを軽減する助けとなる。感覚統合が不十分だと日常生活のつまづきや深刻な問題にも・・・
感覚統合とは?
こんにちは!どれみのびじょんの石川です。
今回はどれみのびじょんのレッスンの要素でとても大切な「感覚統合」について説明させていただきます。
「感覚統合」は私が理学療法士として実施しているリハビリテーションの領域にて使用されている理論でもあります。
「見るチカラ」は視覚だけでなく全身の感覚のつながりが大切となります。
私たちは日常生活の中で外部からの多くの情報を取り入れています。
そしてそれらを脳の中で同時に処理し行動することで日常生活にて物事の対処や他者とうまく関わることが可能となっています。
感覚統合とは
「生活の中で全身で感じる多くの感覚情報の中から必要となるものを脳の中で交通整理して適切に意味のあるものとして認識し、判断し、対処していくこと」
スマホ社会にて多くの情報があふれている現代社会では混乱してしまいます。多くの感覚情報や刺激から自分にとって必要な情報だけをとらえて行動していくことはとても重要なことなのです。
重要な5つの感覚について
では感覚情報とは具体的にはどのようなものがあるでしょうか?
目で見て(視覚)、肌で感じ(触覚)、耳で聞き(聴覚)、動作を行うためにバランスをとって(前庭感覚)、日常生活動作で適切な力加減を調整(固有受容覚)するということが挙げられます。
これらを適切に認識し、判断、対処していくことで私たちは生活しています。これらの5つの感覚(視覚、触覚、聴覚、平衡感覚、固有受容覚)は家庭や社会生活などで外部の環境とうまく関わるために非常に重要な要素となっています。
複数の感覚を同時に感じ、適切に用いていくことの難しさ
私たちは日常生活の中で光や音や手触りや匂いなど外部から多くの刺激を受けています。複数の感覚情報が脳に伝えられ、脳はそれらの情報を統合(交通整理)して、状況に応じた行動をとります。
脳の情報が適切に交通整理されること(感覚統合)により例えば私たちは日常生活で目で見たものの形や色を感じ、相手の話や表情を見て感じることで相手を理解し、話すことで自分の考えを相手に伝え他者とのコミュニケーションをとることができます。また音や質感や温度を耳や肌で感じ、自転車に乗ることやバスケットやサッカーなどの競技ではバランスや力加減などを適切に発揮できることで良好な成績を残すことができるかもしれません。
このように感覚統合(脳内情報の交通整理)は、私たちの日常生活で行うすべての活動において重要な役割を果たしています。
どれみのびじょんでは楽しみながら感覚統合を行うことができます
ただし複数の情報を同時に脳の中で処理していくことは特につまづきを生じている子供にとっては苦手とするところだと思います。トレーニングとして行う場合にはお子さんはいやがって行うことすらできないかもしれません。どれみのびじょんではその子の精神面、身体面などの状態に合わせて適切な難易度の設定や内容の選定を行うなどの配慮を行い、お子さんが楽しみながら思い切り身体を動かしていくことで日常生活や社会的な活動で必須となる基本的な個々の感覚を伸ばし、複数の感覚情報を同時に処理できるようになってきます。
どれみのびじょんでは「見るチカラチェック」や全身運動などの観察などからその子にとって必要とされる感覚刺激などを把握します。その上でその子にとって必要な感覚刺激が得られる「意味のある遊び」を行なっていきます。遊びの中でたくさんの感覚刺激を感じてそれらの情報を適切に処理して用いることができるようになって行くことができます。
ご自宅でも簡単にできる感覚統合あそびの詳細のリンクはこちらです
力加減(固有受容覚)や視覚機能を育てるけん玉などの昔のあそび
感覚統合が十分でない場合に生じてしまう問題とは?
感覚統合で複数の感覚を頭の中で同時に処理することで適切な判断や行動を行うことができます。
しかしそれぞれの感覚の発達が不十分ある場合や複数の感覚を同時に処理(交通整理)できないことで問題が生じることがあります。
感覚の発達が十分でない、情報の交通整理が円滑に行われないことは「生きづらさ」や「つまづき」を生じさせる原因となってしまいます。それでは感覚統合が十分でない場合に生じる問題について具体的に見ていきましょう。
視覚の感覚統合が行われていない場合に生じる問題点
触覚の感覚統合が行われていない場合に生じる問題点
聴覚の感覚統合が行われていない場合に生じる問題点
平衡感覚の感覚統合が行われていない場合に生じる問題点
固有受容覚の感覚統合が行われていない場合に生じる問題点
これら5つの感覚の発達を促すこと、またこれらの感覚のつながりを強化していくことで「生きづらさ」や「つまづき」を生じさせる原因を解消することで「生活すること」や「学ぶこと」などをスムーズに行っていくことができます。
潜在能力の開花やつまづき解決のためのプログラムや配慮について
どれみのびじょんでは潜在能力の開花やつまづき解決のために以下のような支援を行っていきます。
視覚に対するプログラム
視覚は人が外部から得られる情報の8割と多くの割合を占めています。そのためしっかりと「見て」「頭の中で処理して」「行動する」ことができるようになっていくことでその子の「見えにくさにより生じるつまづき」への解決に非常に大きな効果があります。どれみのびじょんでは見るチカラをチェックし、「今の状態」を把握した上での個別のニーズに合わせたカウンセリングやトレーニングの実施を行います。
感覚統合を目的としたプログラム
視覚を含めた5つの感覚(視覚、触覚、聴覚、平衡感覚、固有受容覚)を適切に感じて、それを処理した上で上手に発揮していくためのプログラムを立案します。その子の5つの感覚の状態を把握し、生活面でのつまづきなどを聴取し、その上で「目と手、目と全身をつないでいくための意味のある遊び」などの個別の状態に合わせたプログラムの立案、実施を行っていきます。
それぞれの個別の感覚刺激に的を絞って感覚刺激を得られるようなプログラムや複数の感覚刺激を同時に処理することを必要とする楽しみながら行えるプログラムなどを立案・実施していきます。
環境の調整(性格や周囲環境への配慮など)
感覚統合に問題を持つ人々にとって、刺激の過剰や不足は問題を生じさせる原因となります。また極端に怖がり、多動(活発すぎる)、潔癖症やこだわりの強さなどの個性も配慮すべき点となります。どれみのびじょんでは円滑にプログラムを実施し、最大限の効果が得られるようその子の特性に合わせて配慮を行なっていけるよう適切なプログラムの立案だけでなく環境面や接遇面での配慮や調整を行っていきます。
どれみのびじょんはビジョントレーニングで発達の土台を作り、潜在能力の開花やつまづきの解決などを行っていくことでお子さんやご家族の明るい未来を創っていきます。
以上のようにそれぞれの基礎的な感覚の発達を促し、その上で複数の感覚刺激を同時に処理(交通整理)できるようになることをめざします。
そうすることで安定した発達や成長のための土台を作っていくことで本来持っている潜在能力を開花していくことができます。
子どもたちの「できた!」を増やし、ご家族の笑顔や明るい未来を作っていくことを私たちは目指していきます!
土台となる基本となる感覚がしっかりとすることで発達や成長が安定します。
私自身普段理学療法士としてリハビリテーションの業務を行っていますがまずは感覚のそれぞれの状態を把握した上でなぜそのような状態となっているか「見立て」を行った上で治療プログラムを立案します。
ビジョントレーニングは医療ではありませんがお子さんの状態(5つの感覚を含む身体機能および精神機能面など)を把握した上で必要な「意味のある遊び」を立案、実施し「感覚のバランスやつながりを促進していく」ことを目指していきます。
どれみのびじょんではお子さんの状態などによって適切にプログラムを立案していくことでより成果を出していくことができます。
体験レッスンでお待ちしてます!
子供達の潜在能力を開花し「できた!」や自信や笑顔を増やしていくことが私たちの一番の喜びです!
どれみのびじょんでは看護師および理学療法士として活躍しているスタッフがビジョントレーニングに加えて看護やリハビリの観点からもそれぞれの状態に合わせて丁寧に対応させていただきます。御興味持たれた方はぜひラインにてお問い合わせ下さい。
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