【横浜市鶴見区】感覚統合がお子さんの才能を開花し、つまづきを克服する助けとなる。

感覚統合を促すことで日常生活での円滑さや才能をひきだすことができます。

 こんにちは!どれみのびじょんの石川です。
 今回はどれみのびじょんのレッスンの要素でとても大切な「感覚統合」について説明させていただきます。

子どもの成長過程において、感覚統合は非常に重要な役割を果たします。
 感覚統合とは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、そして平衡感覚や固有受容覚などの体の動きに関する感覚を統合して、適切な反応を引き出す能力のことです。
 このプロセスがうまく機能することで、お子さんは日常生活のさまざまな場面でスムーズに適応し、才能を最大限に発揮することができます。
 今回は、感覚統合の重要性と、それがどのようにお子さんの才能を開花させ、つまづきを克服する手助けとなるかについて探っていきたいと思います。

感覚統合に重要な5つの感覚について

 では感覚情報とは具体的にはどのようなものがあるでしょうか?

感覚統合は、脳が体から受け取る情報を整理し、意味を持たせ、それに応じて適切な反応をするプロセスです。これは以下のような感覚を含みます。特に視覚、触覚、聴覚、固有受容覚、前庭覚が感覚統合にて重要な感覚となります。

  • 視覚: 見ること
  • 聴覚: 聞くこと
  • 触覚: 触れること
  • 前庭感覚: 体のバランスと運動
  • 固有受容感覚: 筋肉と関節の感覚
  • 味覚: 味わうこと
  • 嗅覚: 匂いを感じること

 これらの感覚が統合されることで、子どもは周囲の世界を理解し、適切な行動をとることができます。

 目で見て(視覚)、肌で感じ(触覚)、耳で聞き(聴覚)、動作を行うためにバランスをとって(前庭感覚)、日常生活動作で適切な力加減を調整(固有受容覚)するということが挙げられます。

 これらを適切に認識し、判断、対処していくことで私たちは生活しています。これらの5つの感覚(視覚、触覚、聴覚、平衡感覚、固有受容覚)は家庭や社会生活などで外部の環境とうまく関わるために非常に重要な要素となっています。

感覚統合の重要性

 私たちは日常生活の中で光や音や手触りや匂いなど外部から多くの刺激を受けています。複数の感覚情報が脳に伝えられ、脳はそれらの情報を統合(交通整理)して、状況に応じた行動をとります。

感覚統合がうまくいかないと、以下のような問題が生じることがあります:

  • 運動のぎこちなさ: バランスを取るのが難しかったり、運動がうまくできない
  • 感覚過敏または鈍感: 音や光に過敏だったり、痛みに鈍感だったりする
  • 集中力の欠如: 注意散漫になりやすい
  • 社会的な困難: 他の子どもとのコミュニケーションがうまく取れない

これらの問題を克服するために、感覚統合療法が役立つことがあります。

 このように感覚統合は、私たちの日常生活で行うすべての活動において重要な役割を果たしています。

感覚統合療法の効果

感覚統合がお子さんの才能を開花させる

感覚統合がうまく機能すると、子どもは自分の才能を最大限に発揮することができます。例えば:

  • 芸術的な才能: 絵を描くことや音楽を奏でることに集中できる
  • スポーツ: 体の動きをうまくコントロールできる
  • 学業: 集中力が高まり、学習に対する意欲が向上する

感覚統合がお子さんのつまづきを克服する

感覚統合療法は、お子さんが直面するさまざまなつまづきを克服する手助けとなります。具体的には:

  • 学習障害: 感覚情報の処理が改善されることで、学習への障害が軽減される
  • 行動の問題: 適切な感覚情報の処理により、行動の問題が減少する
  • 社会的スキルの向上: 他の子どもとの交流がスムーズになり、社会的スキルが向上する

どれみのびじょんでは楽しみながらお子さんの感覚統合を促すことができます。

 どれみのびじょんではその子の精神面、身体面などの状態に合わせてお子さんが楽しみながら思い切り身体を動かしていくことで日常生活や社会的な活動で必須となる基本的な個々の感覚を伸ばしていくことで感覚統合を促していきます。

 どれみのびじょんでは「見るチカラチェック」や全身運動などの観察などからその子にとって必要とされる感覚刺激などを把握します。その上でその子にとって必要な感覚刺激が得られる「意味のある遊び」を行なっていきます。遊びの中でたくさんの感覚刺激を感じてそれらの情報を適切に処理して用いることができるようになって行くことができます。

感覚統合療法は、遊びを通じて子どもの感覚統合を促進するアプローチです。以下のような活動が含まれます:

  • バランスボール: 体のバランスを取る練習
  • 触覚活動: さまざまな質感の物に触れる
  • 運動遊び: 体を動かすことで前庭感覚や固有受容感覚を刺激する

これらの活動を通じて、子どもは感覚情報をより適切に処理し、日常生活の中での適応力を高めることができます。

感覚統合を促すための感覚統合あそびの詳細はこちらです

それぞれクリックしてごらんくださいね。

聴覚や触覚を育てる感覚統合あそび 目隠し鬼ごっこ

固有受容覚や触覚を育てる感覚統合あそび 新聞ビリビリ

力加減(固有受容覚)や視覚機能を育てるけん玉などの昔のあそび

空間認識や判断力などを育てる感覚統合あそび 鳥の羽チャッチ

まとめ

 感覚統合は、お子さんの成長と発達において非常に重要な役割を果たします。感覚統合がうまく機能することで、子どもは才能を最大限に発揮し、さまざまなつまづきを克服することができます。
 感覚統合療法を取り入れることで、お子さんがより健やかに、そして自信を持って成長できるようサポートしていくことができます。
 どれみのびじょんで楽しみながら行える感覚統合療法やビジョントレーニングを体験してみませんか?

更に詳しく:感覚統合が十分でない場合に生じてしまう問題とは?

 感覚統合で複数の感覚を頭の中で同時に処理することで適切な判断や行動を行うことができます。

 しかしそれぞれの感覚の発達が不十分ある場合や複数の感覚を同時に処理(交通整理)できないことで問題が生じることがあります。

 感覚の発達が十分でない、情報の交通整理が円滑に行われないことは「生きづらさ」や「つまづき」を生じさせる原因となってしまいます。それでは感覚統合が十分でない場合に生じる問題について具体的に見ていきましょう。

視覚の感覚統合が行われていない場合に生じる問題点

触覚の感覚統合が行われていない場合に生じる問題点

聴覚の感覚統合が行われていない場合に生じる問題点

平衡感覚の感覚統合が行われていない場合に生じる問題点

固有受容覚の感覚統合が行われていない場合に生じる問題点

 これら5つの感覚の発達を促すこと、またこれらの感覚のつながりを強化していくことで「生きづらさ」や「つまづき」を生じさせる原因を解消することで「生活すること」や「学ぶこと」などをスムーズに行っていくことができます。

潜在能力の開花やつまづき解決のためのプログラムや配慮について

 どれみのびじょんでは潜在能力の開花やつまづき解決のために以下のような支援を行っていきます。

視覚に対するプログラム

 視覚は人が外部から得られる情報の8割と多くの割合を占めています。そのためしっかりと「見て」「頭の中で処理して」「行動する」ことができるようになっていくことでその子の「見えにくさにより生じるつまづき」への解決に非常に大きな効果があります。どれみのびじょんでは見るチカラをチェックし、「今の状態」を把握した上での個別のニーズに合わせたカウンセリングやトレーニングの実施を行います。

感覚統合を目的としたプログラム

 視覚を含めた5つの感覚(視覚、触覚、聴覚、平衡感覚、固有受容覚)を適切に感じて、それを処理した上で上手に発揮していくためのプログラムを立案します。その子の5つの感覚の状態を把握し、生活面でのつまづきなどを聴取し、その上で「目と手、目と全身をつないでいくための意味のある遊び」などの個別の状態に合わせたプログラムの立案、実施を行っていきます。
 それぞれの個別の感覚刺激に的を絞って感覚刺激を得られるようなプログラムや複数の感覚刺激を同時に処理することを必要とする楽しみながら行えるプログラムなどを立案・実施していきます。

環境の調整(性格や周囲環境への配慮など)

 感覚統合に問題を持つ人々にとって、刺激の過剰や不足は問題を生じさせる原因となります。また極端に怖がり、多動(活発すぎる)、潔癖症やこだわりの強さなどの個性も配慮すべき点となります。どれみのびじょんでは円滑にプログラムを実施し、最大限の効果が得られるようその子の特性に合わせて配慮を行なっていけるよう適切なプログラムの立案だけでなく環境面や接遇面での配慮や調整を行っていきます。

どれみのびじょんは感覚統合療法やビジョントレーニングで発達の土台を作り、潜在能力の開花やつまづきの解決などのサポートを行っていくことでお子さんやご家族の明るい未来を創っていきます。

 以上のようにそれぞれの基礎的な感覚の発達を促し、その上で複数の感覚刺激を同時に処理(交通整理)できるようになることをめざします。

 そうすることで安定した発達や成長のための土台を作っていくことで本来持っている潜在能力を開花していくことができます。

 子どもたちの「できた!」を増やし、ご家族の笑顔や明るい未来を作っていくことを私たちは目指していきます!

土台となる基本となる感覚がしっかりとすることで発達や成長が安定します。

  

 私自身普段理学療法士としてリハビリテーションの業務を行っていますがまずは感覚のそれぞれの状態を把握した上でなぜそのような状態となっているか「見立て」を行った上で治療プログラムを立案します。

 ビジョントレーニングは医療ではありませんがお子さんの状態(5つの感覚を含む身体機能および精神機能面など)を把握した上で必要な「意味のある遊び」を立案、実施し「感覚のバランスやつながりを促進していく」ことを目指していきます。
 どれみのびじょんではお子さんの状態などによって適切にプログラムを立案していくことでより成果を出していくことができます。

体験レッスンでお待ちしてます!

 子供達の潜在能力を開花し「できた!」や自信や笑顔を増やしていくことが私たちの一番の喜びです!

 どれみのびじょんでは看護師および理学療法士として活躍しているスタッフがビジョントレーニングに加えて看護やリハビリの観点からもそれぞれの状態に合わせて丁寧に対応させていただきます。御興味持たれた方はぜひラインにてお問い合わせ下さい。

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