50歳からでも視力は回復する?!ビジョントレーニングと生活習慣の力とは
はじめに:視力は年齢とともに下がるもの?

「老眼は仕方ない」「年を取れば視力は下がる一方」――そう思っていませんか?
実は私自身、50歳を迎えた健康診断で【左目の視力が0.5→0.7に改善】するという驚きの結果を体験しました。
メガネ着用時とはいえ、これは確実な変化です。
理学療法士としての知見と、自身の生活習慣を照らし合わせたとき、確かな“理由”が見えてきたのです。

視力維持・改善のカギは“視覚機能”にあった

見え方=視力+視覚機能
一般的に“視力”とは静止視力(止まった物を見る力)を指しますが、
視覚機能とはもっと広く、動いている物を見る力(追視)や目の筋肉の柔軟性、焦点調整の力を含みます。
視覚機能を支えるポイント
- 目の筋肉(外眼筋・毛様体筋)の柔軟性
- 視線の安定性・持続性
- 両眼の協調(チームワーク)
これらは「トレーニング」で維持・改善できるのです。

実際に行っていた3つの習慣
1. ビジョントレーニングを習慣に
- 壁に貼ったカレンダーの数字を左右の目で交互に注視
- ペン先を目の前でゆっくり近づけて、焦点を合わせる(収束訓練)
- 遠く→近くのピント合わせ
2. 緑を見る、自然を見る
- パソコン作業などの合間に10分、遠方の木々や空を眺める習慣
- スマホやPCの連続使用後は「20分に一度、20秒間、20フィート(約6m)先を見る」(20-20-20ルール)
3. 生活習慣の見直し
- 就寝前のブルーライトを避ける
- 夜は間接照明で目にやさしい環境づくり
- 目の周囲をホットタオルで温めるセルフケア
ビジョントレーニングは大人にも有効
ビジョントレーニングというと「子ども向け」のイメージが強いですが、
大人にも有効です。
特に以下のような方にはおすすめです。
大人におすすめのケース
- 運転時に標識が見づらくなった
- スマホや本を読むと目が疲れやすい
- メガネの度数が合わなくなった
- 老眼が進行したように感じる

目の機能を支える「脳」へのアプローチ
実は視覚機能は【脳幹】とも深く関係しています。
眼球運動や焦点調節は脳幹レベルで制御されており、
ビジョントレーニングによる刺激は「脳を活性化」する副次的効果も。
特に中高年にとっては、認知機能の維持やバランス感覚、転倒予防にもつながる大切な視点です。
よくある質問:視力は回復するんですか?
Q. 年齢を重ねても視力は改善しますか?
→ A. 一般的な視力は加齢とともに低下しますが、視覚機能のトレーニングによって“見えやすさ”や“目の疲れやすさ”は改善できます。
Q. 子どもと一緒にビジョントレーニングできますか?
→ A. もちろんです!
「親子でできるビジョントレーニング」は習慣化しやすく、親子のコミュニケーションにも◎

まとめ:視力は「使い方」で変わる
「年齢のせいだから仕方ない」とあきらめる前に、
目の使い方を変えることで見え方は変わります。
ビジョントレーニングと生活習慣の見直しを少しずつ取り入れて、
未来の自分の目を守っていきませんか?
あなたも今日からできる!簡単セルフトレーニング
- 朝と夜に3分間、ペン先を近づけたり遠ざけたり
- 1時間スマホを見たら、必ず遠くの緑を見る
- 週1回は外に出て自然に目をさらす
50歳からでも、視力は守れる・育てられる。
一緒に未来の目の健康を育てていきましょう!

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