【横浜市鶴見区】ボールをうまく投げられない小学生が増えている原因とその対処方法 ~ビジョントレーニング®、感覚統合、原始反射統合の観点から対処方法~

はじめに

 最近ボールをうまく投げられない小学生が増えているというニュースがありました。

 ボール投げは、子どもたちの発達において重要な運動能力の一つですが、現代の子どもたちにはこの基本的な動作が難しくなっているケースが見られます。

 今回は、その原因を探り、ビジョントレーニング®、感覚統合、原始反射統合の観点から対処方法を考えます。

まずはどれみのびじょんのビジョントレーニング®を行ったお客さまなどの声です。

外出時に疲れにくく、転びにくくなりました。

 遊びを通じて様々な活動を行うことで身体の使い方が上手になってきたからなのだと思います。

 様々な遊びを通じた活動で思い切り身体を動かすことで以前はあまり汗をかかなかったのですが思い切り身体を動かすことで笑顔が非常に増えました。

 ボールを投げたり、狭いところを通ったり、不安定な場所でバランスをとったりすることで身体の使い方が上手になってきたのだと思います。

キャッチボールが上手にできるようになったよ!

 以前はボールを投げても腕だけで投げてしまい相手に届かなかったり全然違うところにいってしまっていましたが、全身をつかって上手に投げることでコントロールや力加減なども上手になってきています。

 楽しく活動を行っていくことで表情まで明るくなってきました。

 どれみのびじょんのレッスンで視野が広がり、スポーツでの成績向上や日常生活での行動面でも非常によい変化が生じているようです。

レッスンで育まれるチカラ

 スタジオに通うお子さんは全身を思い切り使うレッスンにて集中力や運動能力や読み書きする力だけでなくコミュニケーション力や自己肯定感の向上も効果として現れております。


ボールをうまく投げられない小学生が増えている原因とは?

 それではボールをうまく投げることができない原因と対処方法について説明していきますね。

原因1: 運動不足による筋力低下

 現代の子どもたちは、テレビやスマホ、ゲームといったデジタルコンテンツに時間を費やすことが多く、外で体を動かす機会が減っています。これにより、ボールを投げるために必要な筋力、特に肩や腕、体幹の筋力が十分に発達していないことが考えられます。

対処方法: 日常的な運動習慣をつける

日常的な運動習慣はただ単純に筋力やバランス能力の向上だけでなく、それらを組み合わせて上手に使っていくための視覚機能の向上に非常に重要です。

 ボール投げに必要な筋力を養うためには、日常的な運動が欠かせません。ランニングやキャッチボールといった全身を使う運動を取り入れることで、体幹や腕の筋力を鍛えることができます。また、全身のバランスを取るために、バランスボールやトランポリンを活用するのも効果的です。


原因2: 感覚統合の未発達

 感覚統合とは、視覚、聴覚、触覚などのさまざまな感覚情報を脳で統合して処理する能力です。ボールを投げるという動作は、空間認識能力や手と目の協応動作(目で見たものと手の動きの連動)など、複数の感覚をうまく連携させる必要があります。しかし、感覚統合がうまく発達していない場合、これらの動きがぎこちなくなることがあります。

対処方法: 感覚統合トレーニング

 感覚統合の発達を促すためには、バランス感覚や空間認識能力を鍛える活動が効果的です。たとえば、クッションや平均台を使ってバランスを取る練習や、ボールを追いかけてキャッチする動作が感覚統合の向上につながります。また、視覚と触覚の連携を強化するために、目を閉じた状態でボールを感じて投げるといったゲームも取り入れると良いでしょう。


原因3: 原始反射の残存

 原始反射とは、生まれたばかりの赤ちゃんが持っている自動的な反応のことで、通常は成長とともに統合され、意識的な運動へと発展します。しかし、何らかの理由でこの原始反射が統合されずに残っていると、運動能力に影響を及ぼすことがあります。特にモロー反射や緊張性迷路反射が残っていると、ボールを投げる際の姿勢やタイミングがうまく取れなくなることがあります。

対処方法: 原始反射統合エクササイズ

 原始反射を統合するためのエクササイズを取り入れることが有効です。たとえば、四つん這いやハイハイの動作を繰り返すことは、モロー反射の統合を促進します。また、クロスパターン(右手と左足、左手と右足を同時に動かす動作)を多く含んだ運動は、反射の統合を助け、身体の協調性を向上させます。


原因4: 視覚認知の未発達

 ボールをうまく投げられない原因の一つに、視覚認知の未発達が挙げられます。視覚認知は、目で見た情報を脳で処理し、適切な行動を導く力です。この能力が未発達な子どもは、ボールの距離や位置を正確に把握できず、狙った場所に投げることが難しくなります。

対処方法: ビジョントレーニング®

 ビジョントレーニング®を行うことで、視覚認知能力を向上させることが可能です。具体的には、目で物を追う追視運動や、目と手の協応を促す簡単なキャッチボール、光るものを使った反応トレーニングなどがあります。また、迷路やパズルを使って視覚認知を鍛えるのも効果的です。


まとめ

 ボールをうまく投げられない小学生が増えている背景には、運動不足、感覚統合の未発達、原始反射の残存、視覚認知の未発達など、さまざまな要因が考えられます。これらの問題に対処するためには、ビジョントレーニングや感覚統合トレーニング、原始反射統合エクササイズを日常生活に取り入れることが効果的です。子どもたちの発達をサポートし、楽しく運動できる環境を提供することで、運動能力の向上につなげましょう。

 どれみのびじょんは「ビジョントレーニング®」で発達の土台を作り潜在能力の開花やつまづきの解決などを行っていくことでお子さんやご家族の明るい未来を創っていきます。

 どれみのびじょんは視覚機能、感覚統合、原始反射統合などの観点からアプローチしていくことで学校の成績向上だけでなく日常生活での困りごとの解決のためのサポートを行っていきます。

 また視覚・触覚・固有受容覚(力加減)・聴覚・前庭覚(バランス能力)などの個々の感覚を育て、つながりを強化していくことでいきづらさの軽減や本来持っている潜在能力を開花していくことができます。

 子どもたちの「できた!」を増やし、ご家族の笑顔や明るい未来を作っていくことを私たちは目指していきます!

土台となる基本となる感覚がしっかりとすることで発達や成長が安定します。

 どれみのびじょんではまずは感覚のそれぞれの状態を把握した上でなぜそのような状態となっているか「見立て」を行った上で治療プログラムを立案します。

 お子さんの状態(5つの感覚を含む身体機能および精神機能面など)を把握した上で必要な「意味のある遊び」を立案、実施し「感覚のバランスやつながりを促進していく」ことを目指していきます。
 どれみのびじょんではお子さんの状態などによって適切にプログラムを立案していくことでより成果を出していくことができます。

  

体験レッスンでお待ちしてます!

 子供達の潜在能力を開花し「できた!」や自信や笑顔を増やしていくことが私たちの一番の喜びです!

 どれみのびじょんでは看護師および理学療法士として活躍しているスタッフがビジョントレーニング®に加えて看護やリハビリの観点からもそれぞれの状態に合わせて丁寧に対応させていただきます。御興味持たれた方はぜひラインにてお問い合わせ下さい。

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IshikawaTakashi
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