【横浜市鶴見区】小学一年生 ひらがなが書けない、ひらがなが鏡文字になってしまう、漢字が覚えられない原因と対策
こんにちは。どれみのびじょんの石川です。
今回は小学生がひらがなを書けない、またはひらがなが鏡文字になってしまう、漢字が覚えられない原因と対策についての投稿です。
この現象の原因は多岐にわたり、その対策も一つではありません。
今回は、空間認知、ビジョントレーニング、感覚統合の観点から詳しく解説し、それぞれの対策について紹介します。
まずはスタジオに通うお客さまの声から
漢字だけでなく算数などの図形問題も得意になってきています。
以前は漢字や図形問題が苦手でしたが、、レッスンの実施とともに少しずつ折れることが少なくなってきています。
漢字や図形の形を認識する力が少しずつついてきているのだと思います。
というお声をいただきました!!
形を認識する力というのは勉学だけでなくスポーツやコミュニケーション力などにとっても非常に重要な要素となります。
漢字や図形の問題を克服する大きなきっかけとなったのがどれみのびじょんのレッスンを実施し、脳が活性化されたことが大きな要因であると確信しております。
レッスンで育まれるチカラ
スタジオに通うお子さんは全身を思い切り使うレッスンにて集中力や運動能力や読み書きする力だけでなくコミュニケーション力や自己肯定感の向上も効果として現れております。
ひらがなが書けない、漢字が覚えられない、鏡文字となる原因
文字を書けない、または誤った形で書いてしまう原因は形を認識してそれを頭の中で処理することや手先の不器用さなどが原因であると考えられます。
1. 空間認知の問題
空間認知能力とは、自分と周囲の物との位置関係を理解し、認識する能力です。この能力が未発達だと、文字の形や配置を正しく認識することが難しくなり、ひらがなが書けない、また鏡文字や逆さ文字の原因となります。
具体的な問題点
- 文字の向きが正しく認識できない。
- 文字の部分と全体の関係が理解できない。
- 文字の順序が混乱する。
2. ビジョントレーニングの不足
ビジョントレーニングとは、視覚情報を正確に捉え、処理する能力を高めるための訓練です。視覚の発達が不十分だと、文字を正確に見ることができず、正しい形で書くことが難しくなります。
具体的な問題点
- 文字を正確に追視できない。
- 文字の細部を見逃してしまう。
- 視覚情報の処理速度が遅い。
3. 感覚統合の未発達
感覚統合とは、視覚、聴覚、触覚などの体の感覚を統合して情報を処理する能力です。感覚統合がうまくいかないと、視覚情報と運動の協調が取れず、文字を書こうとする際に正しい形を描けなかったり、手の動きがうまく制御できなかったりします。
具体的な問題点
- 視覚と運動の協調が取れない。
- 手先の動きがぎこちない。
- 触覚フィードバックの認識が低い。
鏡文字となってしまう対策
鏡文字となってしまう原因としてはひらがなや漢字の形をしっかりと認識できない事が原因として考えられます。そのためには目の上手な使い方や形を認識する力などを覚えていく必要があります。
1. 空間認知能力の向上
パズルやブロック遊び
パズルやブロック遊びは、空間認知能力を高めるための効果的な方法です。これにより、形の認識や位置関係の把握が自然に鍛えられます。
- 具体例:積み木を使って形を組み立てたり、パズルを完成させることで、子供は物体の形や配置を理解しやすくなります。
描画活動
自由に絵を描かせることで、空間内での物体の配置や形を捉える力が育まれます。
- 具体例:お絵かきや塗り絵などを通じて、手と目の協調を促進し、空間認知を強化します。
2. ビジョントレーニング
追視運動の練習
指標を使って目で動きを追う練習を行います。これにより、目の動きがスムーズになり、視覚情報の処理が向上します。
- 具体例:指標をゆっくり動かし、それを目で追いかける練習を繰り返すことで、視覚の追従性が高まります。
図形の模写
簡単な図形を見て模写する練習を行い、視覚情報を正確に捉えて再現する力を養います。
- 具体例:三角形や四角形などの簡単な図形から始め、徐々に複雑な形に挑戦することで、視覚情報の処理能力を強化します。
3. 感覚統合の促進
体を使った遊び
バランスボールやトランポリンなど、体全体を使った遊びを取り入れることで、全身の感覚が統合されやすくなります。
- 具体例:トランポリンでのジャンプやバランスボールに乗ることで、体の動きと視覚情報の統合を促します。
手先の巧緻性を高める活動
折り紙や粘土遊びなど、手先を使った細かい作業を通じて、視覚と手の動きの協調を促します。
- 具体例:折り紙を折る、粘土で形を作る、ビーズを糸に通すなど、手先の器用さを養う活動を積極的に取り入れます。
実際の取り組み方
日常生活での工夫
家庭でのサポート
親が一緒に絵本を読み聞かせたり、一緒に字を書いたりすることで、視覚と聴覚の統合を自然に促します。
- 具体例:親が子供の隣で絵本を読み、その内容について一緒に話し合う。文字を書く際には、手本を示しながら一緒に練習する。
環境整備
書く場所の照明や姿勢を整えることも重要です。適切な姿勢で書くことで、正しい文字の形を認識しやすくなります。
- 具体例:書く場所の明るさを確保し、机と椅子の高さを調整して正しい姿勢で書けるようにする。
専門家の助けを借りる
教育機関や療育センター
必要に応じて、教育機関や療育センターで専門的な支援を受けることも有効です。専門家の指導の下で、個別のトレーニングプログラムを受けることができます。
- 具体例:学校の特別支援クラスや療育センターでの個別指導を受け、専門家のアドバイスを元に家庭での対策を実践する。
まとめ
小学生がひらがなを書けなかったり、鏡文字になってしまう原因は、空間認知の問題、ビジョントレーニングの不足、感覚統合の未発達などが考えられます。これらの問題に対して、日常生活の中で取り組める方法や専門家のサポートを通じて、子どもの文字認識能力を向上させることができます。親子で楽しく取り組みながら、少しずつ成長を見守っていきましょう。
以上の対策を通じて、子どもがひらがなを正しく書けるようになるための手助けとなることを願っています。親の理解とサポートがあれば、子どもは安心して学び、成長していくことができます。
どれみのびじょんはビジョントレーニングで発達の土台を作り、潜在能力の開花やつまづきの解決などを行っていくことでお子さんやご家族の明るい未来を創っていきます。
どれみのびじょんは視覚機能の観点からアプローチしていくことでひらがなが書けない、鏡文字になってしまう、漢字が覚えられないことなどの困りごとの解決のためのサポートを行っていきます。
また視覚・触覚・固有受容覚(力加減)・聴覚・前庭覚(バランス能力)などの個々の感覚を育て、つながりを強化していくことでいきづらさの軽減や本来持っている潜在能力を開花していくことができます。
子どもたちの「できた!」を増やし、ご家族の笑顔や明るい未来を作っていくことを私たちは目指していきます!
土台となる基本となる感覚がしっかりとすることで発達や成長が安定します。
どれみのびじょんではまずは感覚のそれぞれの状態を把握した上でなぜそのような状態となっているか「見立て」を行った上で治療プログラムを立案します。
お子さんの状態(5つの感覚を含む身体機能および精神機能面など)を把握した上で必要な「意味のある遊び」を立案、実施し「感覚のバランスやつながりを促進していく」ことを目指していきます。
どれみのびじょんではお子さんの状態などによって適切にプログラムを立案していくことでより成果を出していくことができます。
体験レッスンでお待ちしてます!
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どれみのびじょんでは看護師および理学療法士として活躍しているスタッフがビジョントレーニングに加えて看護やリハビリの観点からもそれぞれの状態に合わせて丁寧に対応させていただきます。御興味持たれた方はぜひラインにてお問い合わせ下さい。