【横浜市鶴見区】手と目の協応の円滑化にて勉強やスポーツでの成績向上する。日常生活での困りごと解決にも~視覚機能や感覚統合、原始反射統合やビジョントレーニングなどの観点から~
はじめに ~手と目の協応とは~
こんにちは。どれみのびじょんの石川です。
手と目の協応(ハンドアイコーディネーション)は、視覚情報を基に目と手を連動させる能力のことです。
例えば メジャーでも活躍したイチロー選手の背面キャッチは有名な話です。 目で見えない位置にもかかわらず、正確に背面でキャッチすることができるのは、このハンドアイコーディネーションが高いと言えます。
このようにこの能力が向上することで、勉強やスポーツでの成績が向上し、日常生活での困りごと解決にも役立ちます。
今回は手と目の協応について、視覚機能、感覚統合、原始反射統合、ビジョントレーニングの観点から詳しく解説します。
まずはお客さまの声から
苦手だった図形問題が得意になってきました。サッカーもボールへの対処がうまくなってきました。
「図形を認識すること、定規を使ってグラフを書くことが苦手でしたが少しずつ改善し得意分野となってきています。」
「サッカーが大好きでしたが以前よりボールに合わせて身体が自然に動かせるようになってきた!」
というお声をいただきました!!
手と目の協応が上手になってくると勉強やスポーツでの成績向上だけでなく日常生活でのつまづきの克服などにも役に立つとのお声もいただいております。
レッスンで育まれるチカラ
スタジオに通うお子さんは全身を思い切り使うレッスンにて集中力や運動能力や読み書きする力だけでなくコミュニケーション力や自己肯定感の向上も効果として現れております。
視覚機能の重要性
視覚機能は、手と目の協応の基盤です。目で捉えた情報を正確に処理し、適切な動作に結びつけることが求められます。視覚機能の主な要素は以下の通りです。
1. 視覚認知
視覚認知は、物体の形や色、大きさを識別する能力です。これは勉強やスポーツ、日常生活のあらゆる場面で重要です。
- 勉強: 教科書の図形問題を解いたり、グラフを読んだりする際に必要です。
- スポーツ: ボールの軌道を予測したり、相手の動きを読むために必要です。
- 日常生活: 道路標識を見たり、物の配置を確認したりする時に役立ちます。
2. 深視力
深視力は、物体までの距離を正確に把握する能力です。距離感を正確に掴むことは、様々な活動において重要です。
- 勉強: 黒板の文字をノートに書き写す時、距離感が重要です。
- スポーツ: ボールをキャッチする時や、相手との距離を測る時に役立ちます。
- 日常生活: 車の運転や物を手に取る時に必要です。
3. 動体視力
動体視力は、動いている物体を正確に捉える能力です。動きのある対象をしっかり捉えることで、反応が迅速かつ正確になります。
- 勉強: 紙をめくる動作や、授業中のスライドを追う時に役立ちます。
- スポーツ: 相手の動きを見ながらプレイする際に不可欠です。
- 日常生活: 道路を横断する時や、料理で鍋の中の具材を混ぜる時に重要です。
感覚統合の役割
感覚統合とは、異なる感覚情報(視覚、聴覚、触覚など)を統合し、効果的な反応を導くプロセスです。手と目の協応においては、視覚情報と運動感覚を統合することが重要です。
1. 視覚と運動の統合
目で見た情報を基に手を動かす能力です。この統合がうまくいくことで、細かな動作が正確に行えます。
- 勉強: 正確に文字を書く、図を描くことができるようになります。
- スポーツ: ボールを打つ、キャッチするなど、タイミングと正確さが求められる動作が向上します。
- 日常生活: 料理で食材を切る、工作で道具を使うなどの動作がスムーズになります。
2. 触覚と視覚の統合
物体を触った感覚と見た目の情報を一致させる能力です。この統合がうまくいくことで、物体を正確に操作できます。
- 勉強: ブラインドタッチでキーボードを打つ、鉛筆を使う際に正確な力加減ができます。
- スポーツ: ラケットやバットを握る感覚と、ボールの位置を正確に一致させることができます。
- 日常生活: 物を拾い上げる、服を着る、ボタンをかけるなどの日常動作がスムーズになります。
原始反射統合の重要性
原始反射は、赤ちゃんが生まれながらに持っている自動的な反応です。これらの反射が統合されることで、より高度な動作が可能になります。
1. モロー反射
モロー反射は、生まれたばかりの赤ちゃんが驚いたときに両手を広げる反射です。
- 統合の重要性: この反射が統合されると、驚きに対する過剰反応が減少し、手の動きが安定します。
- 影響: 学校で突然の音に驚かなくなり、集中力が向上します。また、スポーツでも突然の動きに対して冷静に対応できるようになります。
2. パラシュート反射
パラシュート反射は、赤ちゃんが前に倒れそうになったときに手を前に出す反射です。
- 統合の重要性: この反射が統合されると、転倒時に手をつく動作がスムーズになります。
- 影響: 転倒時に自然と手が出るため、怪我のリスクが減ります。また、スポーツでのバランス感覚も向上します。
ビジョントレーニングの効果
ビジョントレーニングは、視覚機能を向上させるための訓練です。これにより、手と目の協応を強化し、さまざまな場面での成績向上や日常生活の困りごとの解決に繋がります。
1. トレーニング方法
- 視覚追従練習: 動く物体を目で追う練習です。例えば、ペンライトや動くボールを目で追うことで動体視力が向上します。
- 跳躍練習: 異なる距離にある物体に焦点を合わせる練習です。例えば、近くの本と遠くのポスターを交互に見ることで調節力が鍛えられます。
2. 具体的な効果
- 勉強の成績向上: 黒板の文字を正確に読み取り、ノートに素早く書き写す能力が向上します。また、細かい文字や図形を見分ける力がつくため、学習効率が上がります。
- スポーツの成績向上: ボールの動きをより正確に捉え、素早く反応できるようになります。これにより、打撃や防御の精度が上がり、全体的なパフォーマンスが向上します。
- 日常生活の困りごと解決: 料理や家事、運転など、日常の様々な活動がスムーズになります。視覚情報を正確に処理することで、ミスや事故を防ぐことができます。
まとめ
手と目の協応は、視覚機能、感覚統合、原始反射統合、ビジョントレーニングによって大きく向上します。これにより、勉強やスポーツの成績が向上し、日常生活の困りごとが減少します。視覚機能を鍛え、感覚統合を意識し、原始反射を統合しながら、ビジョントレーニングを取り入れることで、より豊かな生活を送ることができるでしょう。
どれみのびじょんはビジョントレーニングで発達の土台を作り、潜在能力の開花やつまづきの解決などを行っていくことでお子さんやご家族の明るい未来を創っていきます。
どれみのびじょんは視覚機能、感覚統合、原始反射統合などの観点からアプローチしていくことで学校の成績向上だけでなく日常生活での困りごとの解決のためのサポートを行っていきます。
また視覚・触覚・固有受容覚(力加減)・聴覚・前庭覚(バランス能力)などの個々の感覚を育て、つながりを強化していくことでいきづらさの軽減や本来持っている潜在能力を開花していくことができます。
子どもたちの「できた!」を増やし、ご家族の笑顔や明るい未来を作っていくことを私たちは目指していきます!
土台となる基本となる感覚がしっかりとすることで発達や成長が安定します。
どれみのびじょんではまずは感覚のそれぞれの状態を把握した上でなぜそのような状態となっているか「見立て」を行った上で治療プログラムを立案します。
お子さんの状態(5つの感覚を含む身体機能および精神機能面など)を把握した上で必要な「意味のある遊び」を立案、実施し「感覚のバランスやつながりを促進していく」ことを目指していきます。
どれみのびじょんではお子さんの状態などによって適切にプログラムを立案していくことでより成果を出していくことができます。
体験レッスンでお待ちしてます!
子供達の潜在能力を開花し「できた!」や自信や笑顔を増やしていくことが私たちの一番の喜びです!
どれみのびじょんでは看護師および理学療法士として活躍しているスタッフがビジョントレーニングに加えて看護やリハビリの観点からもそれぞれの状態に合わせて丁寧に対応させていただきます。御興味持たれた方はぜひラインにてお問い合わせ下さい。