【横浜市鶴見区】感覚過敏や鈍麻(鈍感)を軽減する助けとなる ~リハビリの観点からの網様体賦活系による感覚の交通整理について〜
こんにちは。どれみのびじょんの石川です。
今回は網様体賦活系が脳内で行う重要な働きについてリハビリテーションの観点も含めて投稿させていただきます。
網様体賦活系は脳内で感覚の交通整理をします。日常生活で得られる膨大な量の感覚情報を必要な物を選択して脳内に届ける役割を果たしています。
例えば脳内に届ける感覚情報が少なすぎた場合には感覚鈍麻となってしまいます。逆に情報量が多すぎた場合には感覚過敏や感覚情報を処理しきれずにパニックになってしまうこともあります。
網様体賦活を活性化させることで感覚情報を適切に交通整理され感覚過敏や鈍麻などの軽減や改善の助けになることができます。
網様体賦活系は外部からの感覚情報を交通整理して脳に届ける役割を果たしています。
交通整理を円滑に行うことで必要な情報を脳内に届けて、逆に不必要な情報をシャットダウンすることができます。
具体的には視覚、嗅覚、聴覚、触覚、平衡感覚、固有受容覚(力加減)などの感覚情報を適切に交通整理する大切な役割を果たしています。
外部から得られる脳内の感覚情報が例えば多すぎることでパニックや癇癪を起こしたり上記のような様々な問題が生じてしまいます。
脳内の情報を適切に脳内に届けることで落ち着いて判断して行動することができるようになります。
では具体的に例を挙げていきます。
視覚は外部から得られる情報の8割と大部分を占めています。そのため視覚情報というのは人が状況を把握して判断して行動するために非常に大切な情報源になります。
もし視覚からの情報が適切に整理されなければ上記のような視覚的な問題が起こってしまいます。
次に聴覚に関しても同様に交通整理がうまく行かず過剰な情報が脳内に届けられてしまうことで適切な判断が出来ないなどの聴覚的な問題が生じてしまいます。
どれみのちゃんも聴覚過敏にて大きな音などに対してパニックになってしまうことが多くイヤーマフなどを使用していましたが感覚統合療法にて現在はイヤーマフを自ら「必要無くなった」と外すことが出来ました。
バランス能力や力加減に関わる平衡感覚や固有受容覚の感覚情報が整理できていないとやはりバランスや力加減に問題が生じてしまいます。必要な情報を必要な範囲で適切に得るということは生活していく上で非常に重要な要素となります。
触覚についても同様に例えば触覚情報が多すぎる触覚過敏の状態であると例えば自分から他者に触れることは大丈夫でも親や親しい人から触られることに対して問題が生じる場合があります。それにより親子のスキンシップや関係性にも問題が生じてしまう場合があります。
痛みや熱などに対して鈍感な場合には受傷してしまった場合などにも気付きにくく非常にリスクは高いです。
網様体賦活系はこれらの感覚を適切に脳内に届け、また不必要な情報はシャットダウンすることで脳内の平和を守る役割を果たしています。
このように網様体賦活系は脳内の膨大な感覚情報を交通整理脳内の平和を守るお巡りさんのような存在なのです。
リハビリテーションの観点からも網様体賦活系を活性化させるには様々な感覚刺激を得る経験の積み重ねが非常に重要となっています。
どれみのびじょんではお子様の状況に合わせて視覚機能や空間認知力の向上、感覚統合や原始反射抑制などの観点からお子様のつまづきや才能開花のお手伝いをさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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