【横浜市鶴見区】小学生の扁平足(偏平足)は学校の成績にも大きく影響する?!発達障害の特性を持つお子さんの足元の大切さ
理学療法からの観点からの発達支援~扁平足が視覚機能や日常生活や学業などにも与える影響~
今回は扁平足が視覚機能に与える影響という投稿です。
足部の内側縦アーチであるいわゆる土踏まずは推進力を生み出すバネの、衝撃吸収するクッション、地面の状態を感じるセンサーの役割などを果たしています。
扁平足だとこれらの機能を十分に果たすことができません。
それによって座位や立位姿勢や歩行も不安定となります。
座位でも立位でもふらついてしまうような状況では落ち着いて見て考えるなんてことができるとは考えられませんよね。視覚機能ももちろん低下してしまいます。
それでは勉強やスポーツなどのパフォーマンス低下の大きな原因となってしまいます。不安定な座位姿勢や立位や歩行などを改善していくことは特に発達障害の特性を持つお子さんの場合には特に重要となってきます。
どれみのびじょんではビジョントレーニングだけでなくリハビリテーション(理学療法)の観点からもアーチの状態を整え構成する筋群の発育を促していくなどの支援を行っていきます。
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扁平足とはアーチの形成が不十分であるということ
下図のように内側のアーチ形成が不十分であることを偏平足といいます。
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では扁平足の場合にはどのようなことが起きてしまうのでしょうか?
扁平足で生じてしまう問題の前に足部の内側縦アーチ(土踏まず)の機能について説明していきます。
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足部の内側縦アーチ(土踏まず)の機能
歩行時の役割は下図のようになります。
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▶クッションの役割
歩行時やジャンプなどで地面に足を着地させた際に「アーチ構造でのトラス機構」にて体重を分散させ、衝撃を吸収する役割を果たします
走ったり、高いところから飛び降りたりするときなどだけでなく、長距離を歩く場合なども衝撃を吸収する機能は非常に重要となります。
▶バネの役割
歩行や走ったりする際に「アーチ構造でのウィンドラスの巻き上げ機構」体を効率的に前進させる役割を担っています。
▶センサーの役割
人は歩行する際に足底で地面と接しています。
足底で地面の凸凹や傾斜や柔らかさなどを感じ取ります。
このように足底で路面の状態を感じ取るセンサーの役割を果たすことでバランスをとっています。
足部の内側縦アーチ構造によってこれらが働きます。
それによって立位や歩行を円滑に行うことができるようになります。
偏平足だとこれらが十分に機能できず問題が生じやすくなります
しかし偏平足にてアーチの形成が不十分だとクッション、推進力、センサーの役割を十分に果たすことができません。
それによって痛みが生じやすい、疲れやすい、センサー機能低下により転びやすいなどの問題が生じやすくなってしまいます。
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偏平足はさらにこんな問題も・・・
足のアーチが低下することで足部の内側に体重がかかりやすくなり外反母趾になりやすくなります。
また同様の理由にて内側に体重がかかり続けることでX脚にもなりやすくなります。
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扁平足を改善させるためには
アーチの形状を整えることやアーチを構成する筋肉などの組織を鍛えることが有効です。
どれみのびじょんでは理学療法や療育整体の観点から
▶アーチ構造を形成する骨のアライメントを整えること
▶足底の筋群などのマッサージやストレッチにより緊張を整えること
▶裸足で足底に刺激を入れることで感覚入力を行うことで発達を促すこと
▶アーチを構成する筋群を鍛えること
私達の足裏にある「土踏まず」は、生まれつき備わっているものでは ありません。 足の筋肉を使うことで形成が促されていきます。
そのためにはその子の特性や運動能力に合わせて楽しく思い切り全身を動かしていく中で骨や筋肉や神経などの発達を促していくことが非常に重要となります。
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どれみのびじょんでは子供達の個性や状態に合わせて適切なプログラムを立案します。
どれみのびじょんではお子さんの状態に応じて意味のある遊びなどでの運動メニューを立案し、サポートしながら実施していくことで、より効果を得ることができます。
そしてなにより子供達が楽しみにスタジオに通って意欲的にレッスンをしてくれるのが身体の成長や脳の活性化につながります。
楽しんで運動を行うことは身体や脳の発達やビジョントレーニングの効果に大きくつながってくることです。
どれみのびじょんは楽しみながらレッスンを行えることを大切にしています。
体験レッスン実施中です!
現在どれみのびじょんでは体験レッスン受付中です。
様々な活動や意味のある遊びを通じて子供たちの発達を促していくどれみのびじょんをぜひ体験してみてください!
体験レッスンの詳細は下記リンクからご参照ください。
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