【横浜市鶴見区】楽しい活動は感覚統合を促すことができます~感覚統合と情動記憶の関連性について~
はじめに
こんにちは。どれみのびじょんの石川です。
今回は「楽しい活動が効果的な感覚統合にとても大切です!」という投稿です。
どれみのびじょんのレッスンは楽しみながら行える「意味のある遊びや活動」などを行うことで視機能向上や感覚統合、原始反射抑制などを促していきます。
楽しみながら活動を行うことで脳は活性化されます。
「楽しい!」などの感情を伴った情動記憶は記憶として定着しやすく感覚統合も円滑に促すことができます。
まずはお客さまの声から
聴覚過敏、触覚過敏を軽減することができました。
「音に対して敏感で大きな音や人が多くいる場所ではパニックになってしまうことが少しずつ軽減しています」
「極度なくすぐったがりやさんでしたが軽減され、少しずつ軽減されています。この前初めてスムーズに歯科受診を行うことができました」
というお声をいただきました!!
音や触られたときの感じ方は気の持ち方や努力ではどうにもなりませんよね。楽しみながら行う活動の中で感覚統合が促されることでこれらが軽減されたとのお声をいただきました。
もちろんその結果はお子さんが頑張ったからではあります。
しかし大きなきっかけとなったのが目と身体と脳をつなぐどれみのびじょんのレッスンを実施し、脳が活性化されたことが大きな要因であると確信しております。
レッスンで育まれるチカラ
スタジオに通うお子さんは全身を思い切り使うレッスンにて集中力や運動能力や読み書きする力だけでなくコミュニケーション力や自己肯定感の向上も効果として現れております。
楽しい体験は感覚統合に大切なの?
感覚統合とは
感覚統合は、脳が視覚、聴覚、触覚など様々な感覚情報をまとめて処理し、統一された認識を形成するプロセスです。このプロセスにより、私たちは周囲の環境を理解し、適切な行動を取ることができます。
情動記憶とは
情動記憶は、感情が伴った記憶のことを指します。特に、強い感情体験は記憶に残りやすく、長期間にわたって保持されます。この記憶の形成には脳の扁桃体と海馬が重要な役割を担っています。
楽しい体験が感覚統合に大切な理由
1. 情動の影響
楽しい体験にはポジティブな情動が伴います。情動は脳の記憶や学習のプロセスにおいて重要な役割を果たします。特に、楽しい体験は脳内の報酬システムを活性化させ、ドーパミンなどの神経伝達物質を放出します。これにより、感覚情報の処理が強化され、感覚統合が促進されます。
2. 多感覚的な体験の強化
楽しい体験はしばしば視覚、聴覚、触覚など複数の感覚を同時に刺激します。例えば、遊園地での楽しい時間は視覚的な美しさ、音楽や笑い声、ジェットコースターの風を感じる触覚など、多感覚的な体験となります。これにより、複数の感覚情報が一緒に処理され、感覚統合が効果的に行われます。
3. 記憶の強化
楽しい体験は強い情動記憶として脳に刻まれます。このような記憶は、感覚情報が扁桃体や海馬などの脳の領域で統合される際に強く影響を与えます。楽しい体験の記憶は、感覚統合プロセスを強化し、将来の類似した状況に対する適応力を高めます。
4. ストレスの軽減
楽しい体験はストレスを軽減し、リラックスした状態をもたらします。ストレスが軽減されることで、脳はより効果的に感覚情報を処理でき、感覚統合の効率が向上します。リラックスした状態では、脳の全体的な機能が向上し、学習や記憶のプロセスがスムーズに進行します。
5. 発達と学習の促進
特に子どもにとって、楽しい体験は感覚統合の発達に重要です。遊びや楽しいアクティビティは、子どもの脳が多様な感覚情報を統合する能力を養います。これにより、認知能力や社会的スキルの発達が促進されます。
まとめです。
楽しい体験は感覚統合にとって非常に重要です。ポジティブな情動、複数の感覚の同時刺激、強化された記憶、ストレスの軽減、そして発達と学習の促進など、楽しい体験がもたらす多くのメリットが感覚統合を支えています。日常生活において楽しい体験を積極的に取り入れることで、感覚統合の能力を高め、より豊かな生活を送ることができます。
どれみのびじょんはビジョントレーニングで発達の土台を作り、潜在能力の開花やつまづきの解決などを行っていくことでお子さんやご家族の明るい未来を創っていきます。
どれみのびじょんは視覚機能、感覚統合、原始反射統合などの観点からアプローチしていくことで学校の成績向上だけでなく日常生活での困りごとの解決のためのサポートを行っていきます。
また視覚・触覚・固有受容覚(力加減)・聴覚・前庭覚(バランス能力)などの個々の感覚を育て、つながりを強化していくことでいきづらさの軽減や本来持っている潜在能力を開花していくことができます。
子どもたちの「できた!」を増やし、ご家族の笑顔や明るい未来を作っていくことを私たちは目指していきます!
土台となる基本となる感覚がしっかりとすることで発達や成長が安定します。
どれみのびじょんではまずは感覚のそれぞれの状態を把握した上でなぜそのような状態となっているか「見立て」を行った上で治療プログラムを立案します。
お子さんの状態(5つの感覚を含む身体機能および精神機能面など)を把握した上で必要な「意味のある遊び」を立案、実施し「感覚のバランスやつながりを促進していく」ことを目指していきます。
どれみのびじょんではお子さんの状態などによって適切にプログラムを立案していくことでより成果を出していくことができます。
体験レッスンでお待ちしてます!
子供達の潜在能力を開花し「できた!」や自信や笑顔を増やしていくことが私たちの一番の喜びです!
どれみのびじょんでは看護師および理学療法士として活躍しているスタッフがビジョントレーニングに加えて看護やリハビリの観点からもそれぞれの状態に合わせて丁寧に対応させていただきます。御興味持たれた方はぜひラインにてお問い合わせ下さい。